5月28日から1週間、
就農希望の研修生のM君が来ました。
ふくい農林水産支援センターからの紹介で
農業体験の短期研修を
オイラの農場で行うことになりました。
就農希望する方の多くは、
『農業でもやってみるか。』
ぐらいの軽い気持ちで
来られる方がほとんどです。
何も知らないから、仕方ないけれど
目標やビジョンが無く
何から教えようかな?
と思うことが多く、
今回も、そんな気持ちで
研修生の受け入れをしました。
(すいませんでした)
しかし、M君は
オイラの甘い考えを一変させてくれた
スゴイ人材でした。
作業指示を待つだけの受け身の姿勢では無く
積極的に作業に取り組み
解らないことは質問し
必ずメモを取っていました。
自分は何を栽培するか。
どのように栽培するのか。
どうやって販売するか。
など、自分の知らない事や迷いを
前向きな姿勢で
多方面な見地から質問して来ました。
この様な姿勢に
安心して説明することができました。
(今までは「こんなこと教えても理解できるかな?」と思いながら
教えているオイラでした。)
(M君の場合、質問の意図が明確で、安心して教えることができました。)
また、明るい性格は
オイラ達を和ませてくれて
楽しい研修の日々でした。
(M君と処理した、タルティーヴォの花)
多くの事を勉強させてもらいました。
オイラの方が研修させてもらいました。
研修最後に、
「仰げば尊し」か「蛍の光」を歌って
お別れしたかった。
本人の希望で、歌は無しになりましたが。
M君、ありがとうございました。
今後のご活躍を心よりお祈りしています。