ワトムの越前市の師匠が
取り組んでいる農業で、
「コウノトリを呼び戻す農法」というものがあります。
昔は、沢山いたコウノトリが
だんだん減少し
今はいなくなってしまった田に
再びコウノトリを呼び戻そう!と
越前市白山地区の里地里山で
取り組んでいます。
取り組みは地域全体が協力しあい、
コウノトリの餌となる
カエルやドジョウなどの小魚がいる水田にし
冬場でも田に水を張り、餌場にします。
これは、とても大変なことで
自然環境を人間の手で取り戻し
さらに守り続けて行くことが必要です。
越前市白山地区は、
自然豊かですが、
反面、獣害(イノシシなど)も多く
そんな中での取り組みは大変だったと思います。
何年も時間をかけて取り組んでこられました。
この田で今年、
「コウノトリ米」が誕生しました。
環境を守りながらの栽培は、評価も高く
今年のCOP10でも紹介されました。
(右端が師匠です。)
「コウノトリ米」は環境を守りながら
白山地区の朝夕の気温差を生かし
綺麗な湧水で栽培された、
最高に美味しいお米です。
こんな素晴らしい師匠を誇りにしています。