どうも。わとむ2号です。
今日は、スイカの接ぎ木作業を行いました。“かんぴょう”を根っことして、スイカと繋げる作業です。
方法は、「断根挿し継ぎ法」と呼ばれる方法です。
手順は、
①“かんぴょう”(台木)を茎の途中から切り(根っこを切り落とします)、かんぴょうの新芽(成長点)を取り除きます。
②取り除いた“かんぴょう”の成長点付近を専用のキリを使って穴を開けます。(写真上段)
③スイカ(穂木)を茎の途中から、斜めに切り落とします。
④穴を開けた台木に、切り落とした穂木を差し込みます。この時、切断した穂木と台木がうまく繋がるように接着する面に注意します。(写真下段)
⑤その後、専用の集中治療室(湿度100%、温度26℃)で1週間ほど保管します。
手順そのものは以上なのですが、これがなかなか神経を使う作業なんです。ちょっとでも力を入れすぎると台木が裂けてしまうし、穂木と台木がうまく接着していないと、ポロっと取れてしまいます。
それにしても、台木の生命力には感嘆してしまいます。根っこは切られてしまうし、穴を開けられてしまうし・・・。 それでも逞しく新しい根っこを出して、さらにスイカを成長させようとするんですから凄いですね。
この接ぎ木作業の結果は、一週間後です。